ジンタらムータ（http://www.cicala-mvta.com/）
チンドンよしの（http://www.geocities.jp/chindonyoshino/）

6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!（http://611shinjuku.tumblr.com/）

5分16秒 （WMVファイル 155.8MB）

「平和に生きる権利」El derecho de vivir en paz

この曲は、チリのシンガーソングライター、ビクトル・ハラの代表曲のひとつ。もともとはベトナム戦争のさなかに、ホーチミンとベトナム人民への連帯の気持ちもこめて「平和のうちに生きる権利を！」と歌ったもの。（アルバム『El derecho de vivir en paz』1971年）

チリでは1970年に自由選挙によって人民連合による左翼政権（アジェンデ政権）が発足したが、これを嫌う米国が支援し、1973年9月11日（ラテンアメリカの9.11）、軍事クーデター（ピノチェト将軍）が起こされた。ビクトル・ハラはそのさなかに連行され、拷問のはてに殺された。ビクトル・ハラは、仲間を勇気づけるために最後まで歌いつづけたという。

このときアジェンデ政権崩壊に喝采を送ったのが、米国のフリードマンらシカゴ学派の新自由主義経済学者たちで、４月に当サイトでアップした宇沢弘文さんは、そのときのことを怒りをこめて語っている。

⇒宇沢弘文と語る（http://www.eizoudocument.com/0701uzawa.html）

ジンタらムータ＋チンドン有志の面々は、4月10日の高円寺にはじまる「素人の乱」呼びかけの原発やめろデモに欠かさず登場。この歌「平和に生きる権利」は、同じチリの「不屈の民」とともに毎回演奏されている。

歌詞はそのときどきでちょっとずつ変わるようだが、この日はこんなふうに歌われていた。

平和に暮らす　その権利を
平和に生きる　その希望を
福島の町から　東京のここから
取り戻すまで　歌うよ

この音世界になにかを感じる人は、ジンタらムータの母体というのか、シカラムータが今年はじめに出した最新アルバム『裸の星』を聞いてみてほしい。超いいです。

⇒紹介・配信・視聴（http://ototoy.jp/feature/index.php/20091101）
⇒注文・シカラムータ・ストア（http://www.cicala-mvta.com/__order/）
⇒シカラムータ（http://www.cicala-mvta.com/）

（荒川俊児）

●関連サイト

ジンタらムータ（http://www.cicala-mvta.com/）
チンドンよしの（http://www.geocities.jp/chindonyoshino/）

6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!（http://611shinjuku.tumblr.com/）

6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!

４月の高円寺、５月の渋谷ともそれぞれ１万5000人におよぶ人が集まり、他にも日本中でデモが頻発し始めるなど、声は大きくなる一方！　そんななか、原発に文句を言うこと自体がタブーだった状況にも、ようやく変化が訪れ出した！　一時的とはいえ浜岡原発が止まったり、新聞や雑誌をはじめ原発に疑問を持つ記事も増えてきて、論調も変化してきた。世の中が少しだけ動き始めている！

14:00　新宿中央公園・多目的運動広場に集合
15:00　新宿一周・超巨大サウンドデモ出発
18:00　原発やめろ広場!!!!!（アルタ前）雨天決行。

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掲載2011年8月10日