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■映像ドキュメント.comとは■
映像ドキュメントの会(映像ドキュメント.com)は、映像ドキュメンタリーから学び、自らも映像を通じ表現していきたいと集まった有志の集団です。
その最初の企画であり活動の柱となっているのが、九条の会を記録する会の一連の作品です。
今回新たにドメインをとり、ホームページを全面改装しているところです。
今後は九条の会を記録する活動を柱にしつつ、様々なテーマにも挑戦していきたいと思っています。よろしくおつきあいください。
2007年11月24日
■緊急提言「国民投票法案」の極めて憂慮すべき問題点
有権者の5人に1人が支持すれば、憲法改正が可能な国民投票法案は許せない
現政権は、「憲法は古くなったから変える」とか「九条は現実に合わなくなったから変える」とか言っていますが、「現実が変わったから」といって、何がどのように変わったのか一切を説明することなく、あたかも自然現象のように世界情勢を語ることに対して、私たちは、もっと懐疑的でなければなりません。
日本国憲法の基本精神は、平和主義(戦争放棄)と民主主義(自由・人権)です。 憲法改正は、この基本精神を補強するためにこそ行うべきことで、壊すためにすることではありません。
いま憲法九条を変えることは、平和主義のみならず、それに続く基本的人権を抑圧することに通じます。 これは現在の憲法レジームを変えることですから、「革命」ということになります。
そこで、憲法を変えるなら、憲法に従ってやるべきで、96条で3分の2の議員の発議により国民の過半数で改正すればよいのです。
改正案には有権者数か総投票数か有効投票数のいずれを母数とするかは記載されていませんが、憲法改正のような国民にとって 極めて重要でかつ決定的な意味を持つ事柄については、有権者の過半数とするというのが民主国家の常識ではないでしょうか。
こうしたまっとうな、至極まっとうな議論が、改正論者には大変な障壁と映っているのです。与党が提案する「国民投票法案」(民主党も妥協し賛意)はこのうち、憲法改正に最も賛成票が少なくてすむ、「有効投票総数の過半数(50%)」と定めています。
仮に投票率を40%とすると、20%で憲法改正が成立することになります。この中には必ず「無効票」が含まれますから、5人に1人の意志で、憲法は変えられることになります。
与党案は、96条をまず骨抜きにし、次ぎに九条をも骨抜きにしようとしているのです。 多くの国では、こうした不平等なことが起きないように、国民投票において最低投票率を定めたり、有効投票ではなく「投票総数」としていたり、またその両方を定めるなどしています。
さあ、みなさんこんな無体なことが起ころうとしているのです。過去の戦争の惨禍を忘れず、未来の破滅を避けるために、今日、何をするか真剣に考えて下さい。今やらなければならないことは、明日ではもう遅いのです。
暗い世界にたたずんで、「一体あなた方は、あのとき何をしていたのですか」と、まだ見ぬ 未来の人びとに問われないためにも、声を上げ、手を挙げ、足を動かし、九条を守るために立ち上がりましょう。
これは、人を殺めず、人に殺められず、九条に守られて生きてきた日本人に課せられた務めであり、私たちにとっての「精神的冒険」でもあるのです。
世界に誇るべき日本の平和憲法の輪は広がりつつあります。ラモレス・ボリビア大統領は、2007年3月6日に日本の平和憲法を念頭にボリビアでも「戦争の放棄」を憲法改正で掲げたと表明しました。
平和憲法を持つ日本はWorld Public Opinion(http://www.worldpublicopinion.org)のアンケート調査でも「世界で最も良い影響を与えている国」の1位に選ばれています。
世界に誇ることができる日本の平和憲法を人類の平和のために広げましょう。
2006年11月 映像ドキュメント研究会
■「九条の会を記録する会」について
現在、「九条の会」のアピールに賛同して全国各地に結成された「九条の会」は、日に日に増えつづけています。それぞれの「九条の会」は、その生い立ち、かかえる問題、参加する動機を異にしていますが、「九条を守ろう」という一点で一致しています。なぜ「九条をまもろう」としているのでしょうか。
それぞれの「九条の会」の活動やアピールをつぶさに見ると、
- 先の戦争をとおして、私たちがアジアの人びとに加えた甚大な苦しみと、自らが蒙った多大な犠牲への深い反省に立って、ようやく手に入れた「戦争放棄」、「戦力の不保持」を柱とする「九条」が、いま骨抜きになっていくことへの危機感に裏打ちされていること、
- この危機感はまた、現在、日本列島を覆っている格差の拡大、教育現場への権力の介入、排外主義の横行など、総じて、基本的人権を侵害する政治的な反動に抵抗し、人間の回復を願う人びとのそれであること、
- そして、なによりも「九条がなくなれば」、集団的自衛権の名のもとに、「他者への侵犯」と「自らの人権の停止」という大きな不幸を背負い込むことをなんとしても避けたいと願う人びとがいること、
こうした人びとの危機感や願いが横溢していることが分かります。日々増えつつある九条の会を相互にネットワークし、この流れをさらに加速することはできないものか。私たち「九条の会を記録する会」は、それぞれの九条の会の活動や主張を記録し、「九条の会」のオフィシャル・サイトと連動して、日本国内のみならず世界に広がってインターネット配信していくことを目指します。
私たちは、以下の活動をしていきます。
- 「九条の会」の呼びかけ人の全国講演を映像で記録する
- 全国の「九条の会」の活動を列島縦断的に記録する
- 世界の紛争地の人びとの「九条」についてのコメントを記録する
- 記録した映像を編集してネット配信する
- 英語版を作り、「九条」を世界に向かってアピールする
以上は、「映像ドキュメント研究会」の活動の一環として行います。研究会のメンバーは、元テレビ局のディレクター、カメラマン、記者、技術者、編集者、学生、普通の人などからなるボランティア集団です。
2006年8月 九条の会を記録する会
⇒「九条の会」アピール(http://www.9-jo.jp/appeal.html)
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