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福島原発事故
さようなら原発10万人集会
福島から武藤類子さん、葛尾村長沢永子さん
大飯原発現地・福井から中嶌哲演さん
大江健三郎、内橋克人、澤地久枝、瀬戸内寂聴さん

2012年7月16日 代々木公園

WEB&YouTube配信2012年7月24日、7月27日、7月31日、8月4日、制作:映像ドキュメント.com

さようなら原発10万人集会には主催者発表で17万人が集まり、代々木公園は人であふれ、反原発では最大規模の大集会になった。
4つのステージで様々な発言やライブがあり、その途中から3コースに分かれたデモがスタート。炎天下のなか午前11時から午後6時すぎまでの長丁場となった。
どの登壇者もいい話しをしていて、順次アップしていきます。

まずは福島からの訴え。つづいて発言を中心にした全体のリポート。福井から中嶌哲演さん。呼びかけ人の大江健三郎さん、内橋克人さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん。

1.さようなら原発10万人集会 WMV再生 PLAY 12分53秒(WMVファイル 101MB)字幕版YouTube
2.福島から武藤類子さん
WMV再生 PLAY 7分(WMVファイル 125.7MB)字幕版YouTube
3.福島から葛尾村長沢永子さん WMV再生 PLAY 6分48秒(WMVファイル 163.2MB)字幕版YouTube
4.大飯原発現地・福井から中嶌哲演さん WMV再生 PLAY 10分36秒(WMVファイル 190.8MB)字幕版YouTube
5.大江健三郎さん WMV再生 PLAY 8分24秒(WMVファイル 121.6MB)字幕版YouTube
6.内橋克人さん
WMV再生 PLAY 7分44秒(WMVファイル 191.9MB)字幕版YouTube
7.澤地久枝さん WMV再生 PLAY 5分11秒(WMVファイル 81.2MB)字幕版YouTube
8.瀬戸内寂聴さん WMV再生 PLAY 4分49秒(WMVファイル 87.7MB)字幕版YouTube


さようなら原発10万人集会

再生 PLAY
12分53秒
(WMVファイル 101MB)

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字幕版YouTube

 

福島から武藤類子さん

再生 PLAY
7分
(WMVファイル 125.7MB)

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字幕版YouTube

 

福島から葛尾村長沢永子さん

再生 PLAY
6分48秒
(WMVファイル 163.2MB)

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大飯原発現地・福井から中嶌哲演さん

再生 PLAY
10分36秒
(WMVファイル 190.8MB)

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大江健三郎さん

再生 PLAY
8分24秒
(WMVファイル 125.7MB)

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内橋克人さん

再生 PLAY
7分44秒
(WMVファイル 163.2MB)

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字幕版YouTube

 

澤地久枝さん

再生 PLAY
5分11秒
(WMVファイル 190.8MB)

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瀬戸内寂聴さん

再生 PLAY
4分49秒
(WMVファイル 190.8MB)

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字幕版YouTube

 

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●発言紹介

◎福島から武藤類子さんの発言

さようなら原発10万人集会 武藤類子さん暑い日差しのなかを、さよなら原発10万人集会につながるみなさん
本当によく来てくださいました。
主催者でもない私がこんなことを言うのはちょっと変ですけれど、
でも本当によく来てくださった、そう思うのです。

3.11からの日々、福島の人々ももちろんそうですが、
福島原発事故に心を痛め、原発がある社会を憂えた日本の人々が
日本中の人々が 優しく支えあい、
自分にできる何かをと立ち上がり、数々の行動を起こしてきました。

今日 皆さんにお話ししたいのは、
悲しみと困難のなかで それぞれが本当によくやってきたね
ということです。

明らかにされていく事実のなかで
さらにがっかりすることや、驚きあきれることもたくさんありました

数々の分断は、わたしたちをバラバラにしようとしました

暗闇のなかで翻弄され 傷つき 混乱しながら、
それでもつながり続け、一人一人が最善を尽くしてきたと思います

それが この夏の公園に広がる色とりどりの花模様です。
官邸前の熱い金曜日です。
日本中で展開される福島の子どもたちの保養プロジェクトや健康相談会です。
日本のあちこちに市民の力で立てられた放射能測定所です。
様々な人々が立ち寄っていく経産省前テントです。
いち早くマンパワーを送り込んでくださった「障害」を持つ人々を支えるネットワークです。
被曝のなかで行われた数々の除染実験です。
見知らぬ土地で勇気を振り絞った新しい生活です。
福島の女たちの大飯原発弾丸ツアーです。
1300人以上の市民による集団告訴です。
電力会社を訴える数々の裁判です。
政治に訴えるあらゆる取り組みです。
情報開示や自治体へのたゆまぬ働きかけです。
インターネットで瞬く間に広がっていく小さな報道です。
映画であり 音楽であり 書物です。
各地に広がるユーモラスな福島の古い盆踊りです。
いま私たちのうえを飛ぶヘリコプターです。

そして今日、福島県の二本松市というところからてくてくと歩いてやってきた人がいます。
「灰の行進」の関さんです。この会場におられます。
彼は6月のある日、たった一人で東京に向かって歩き始めました。

かつて3.11の原発事故が起きる前に、2人の若者が東京から福島までを歩きとおす廃炉ウォークを試みようとしたことがありました。
それは消費地東京から原発現地の福島へ電気を送る道を逆にたどり、
原発なき新しい世界のビジョンを考える行進のはずでした。

しかしいま 電気の道をたどりながら、
放射能に汚染された庭の土を背中に背負って、
関さんは一歩一歩 歩いてきました。

あした東電と経産省に「あなた方が出したものを返しに来たよ」
と渡しに行くのだそうです。

暑い日も雨の日も てくてく歩くうちに一人二人と同行者が増え、
今日はどれくらいの人びととともにこの公園に歩いて来られたのでしょうか。

私たちは今日ここで 本当によくやってきたね
と自分をほめ いま隣にいる人をほめましょう。

そして深く息を吐き 体をいたわりましょう。
わたしたちの行動を支えてきた大切な体です。

明日を賢く生きるために ひそかに微笑みと力を蓄えましょう。

しかしそれでも
福島の現状はあまりにも厳しいのです。

4号機 甲状腺検査 再稼働 がれき問題 安全保障

廃墟と復興の狭間で ひっそりと断たれていく命たち。

米国のジョアンナ・メーシーという人がかつて言いました
「絶望こそが希望である」と。

福島原発事故という最悪の事態のなかから
私たちはかすかな光をたぐりよせ
いまこのように青空のもとに集まっています。

声なき声とともにあり
分断の罠にゆめゆめ落ち込むことなく
賢くつながりあっていきましょう

ともに歩んでいきましょう。
ありがとうございました。


地図・葛尾村◎福島から葛尾村 長沢永子(としこ)さん

さようなら原発10万人集会 葛尾村長沢永子さん葛尾(かつらお)村は、阿武隈山系の山々に囲まれた山村で、人口約1500人。
西側は原発から20キロ圏にあって、村は事故直後の3月14日に避難を決定。会津坂下(ばんげ)町に全村避難した。
その後、三春町に仮設住宅ができ、役場機能も三春町へ。現在三春町に元村民の約6割が住む。

6月に墓参りに一時帰村したときの体験、生活の音がなく騒がしかったカラスの鳴き声さえ聞こえない荒れ果てた村のようすを話し、「原発再稼働を推進している人たちや原発立地地域で再稼働に賛成している人たちは、物音一つしない荒れ果てた村の姿をその目で見てもらいたい」と。

豊富な水があって、春には山菜採り、秋にはキノコ採りと豊かな山村を語り、「いまはそのあたりまえの暮らしができなくなって、あたりまえであることがどんなに大事で幸せなことであるかいま身にしみて感じている」と話した。

◎大飯原発現地・福井から中嶌哲演さん

さようなら原発10万人集会 福井から中嶌哲演さん地図・若狭湾原発銀座中嶌哲演さんは福井県小浜市明通寺の住職。
1968年に起こった小浜市の原発計画は、中嶌さんらの反対運動で阻止することができたが、隣のおおい町に大飯原発が建設された。隣といっても10キロ圏の人口は、おおい町民20%に対し小浜市民が70%を占める。
現在では若狭湾に原子力発電所が5カ所、もんじゅや廃炉となったふげんを含め15基がひしめく。

かつて国策として推進された戦争末期に、あの過酷な広島があった。そしていま戦後の国策として推進された原発推進の末期に、福島の破局的な事故があったと語り、「私たちは(広島につづく)長崎、第2の福島を、座して待たなければならないのか」と問いかけ、ビッグピンチをビッグチャンスに変えたいと訴えた。

◎大江健三郎さん

さようなら原発1000万人アクションの呼びかけ人であり、また「九条の会」呼びかけ人でもある作家の大江健三郎さんは、中野重治の小説「春さきの風」の一節、「私らは侮辱のなかに生きています」を紹介。

「侮辱のなかで生きていくほかないのか、原発の大爆発によって侮辱のなかで死ぬほかないのか」、政府のもくろみを打ち倒して、原発の恐怖と侮辱というものの外に出て自由に生きることを語った。

大江健三郎さんは、1935年生まれ。核時代や民衆の歴史を想像力を駆使して小説で描いてきた。ノーベル文学賞受賞作家。

○当サイトでの大江健三郎さん

大江健三郎さん さようなら原発1000万人署名第一次集約集会 2012.6.6(http://www.eizoudocument.com/0637shomeishuyaku.html)
大江健三郎さん 原発いらない!3・11福島県民大集会 2012.3.11(http://www.eizoudocument.com/0633kenmindaishukai.html)
大江健三郎さん さようなら原発1000万人アクション2.11全国一斉行動 in 東京 2012.2.11(http://www.eizoudocument.com/0631sayounaraGenpatsu.html)
がんばろう!さようなら原発1000万人署名 12.10集会 2011.12.10(http://www.eizoudocument.com/0635oheohga.html)
講演会さようなら原発 大江健三郎さんの発言 2011.9.19(http://www.eizoudocument.com/0626ohekenzaburo.html)
小田実さん追悼集会 大江健三郎さんの発言 2008.3.8(http://www.eizoudocument.com/0116oda.html)
第2回 九条の会全国交流集会 2007.11.24(http://www.eizoudocument.com/0113zenkoku.html)
九条の会全国交流集会 呼びかけ人アピール 2006.6.10(http://www.eizoudocument.com/0101zenkoku.html)

◎内橋克人さん

さようなら原発1000万人アクションの呼びかけ人の内橋克人さんは、大飯原発に続く再稼働の動きを報告、私たちが警戒しなければならない社会の空気、風潮について2つの警鐘を発したいと、「原発反対、反対などと叫んでみても意味がない」という脱原発運動への嘲りの空気、再び頭を持ちあげる“原発安全神話”について語り、福島の悲劇に学ぼうとしない政治家を二度と再び国会におくってはならない、それが私たちの最低限の責任だと語った。

◎澤地久枝さん

さようなら原発1000万人アクションの呼びかけ人であり、また「九条の会」呼びかけ人でもある澤地久枝さんは、つながっていく命のこと、核に汚染され命が細々とかろうじて生き延びているというような地球ではなく核を捨てて生きていくこと、日本が国土にふさわしい規模の小さな国になること、そのために一人一人が物事がわかる人になって「私の意見はこうだ」と堂々と発言しつながっていくことを語った。

澤地久枝(さわち ひさえ)さんは、1930年東京生まれ。幼少期に父の仕事の関係で中国東北部(満州)へ渡り、そこで敗戦を迎える。49年に中央公論社入社。63年「婦人公論」編集次長を最後に退社。戦争による女性の悲劇を次々発掘。著書に『妻たちの二・二六事件』『火はわが胸中にあり』など。『滄海(うみ)よ眠れ』『記録 ミッドウェー海戦』で菊池寛賞受賞。

○当サイトでの澤地久枝さん

再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション 2012.3.24(http://www.eizoudocument.com/0634sayounarahibiya.html)
やっぱ九条 in ヨコスカ 澤地久枝さん講演 2010.10.9(http://www.eizoudocument.com/0125yokosuka.html)
澤地久枝さんの話「一人からはじまる」九条の会・栃木憲法記念日集会 2009.5.2(http://www.eizoudocument.com/0120sawachi.html)
女性「九条の会」3周年記念女性のつどい 澤地久枝さんの話 2008.2.17(http://www.eizoudocument.com/0114josei.html)
第2回 九条の会全国交流集会 2007.11.24(http://www.eizoudocument.com/0113zenkoku.html)
九条の会全国交流集会 呼びかけ人アピール 2006.6.10(http://www.eizoudocument.com/0101zenkoku.html)

◎瀬戸内寂聴さん

満90歳になったという瀬戸内寂聴さんは、「冥土のみやげ」に皆さんがたくさん集まった姿を見たかったと話し喝采。

大逆事件などの歴史を小説にしてきたのは、日本には人間の自由を奪われた時代があて、いま何不自由なく暮らしているけれど、過去の人たちが苦労して自由を守ってきたから今日があるからと語り、政治に対して言い分があれば口に出して言っていいし身体で表していいと激励。

自分以外の人や生き物のために少しでも役に立つ、幸せにするために命をいただいているのだと、人が生きることの意味を語った。

 

●関連サイト

主催:さようなら原発1000万人アクション(http://sayonara-nukes.org/)
 ちょっと雑な文字起こしですが、発言録・さようなら原発10万人集会(http://sayonara-nukes.org/2012/07/120716hatugen/)

 


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さようなら原発10万人集会

日時:7月16日(月・休)11:00〜
会場:東京・代々木公園B地区全体(サッカー場、イベント広場、ケヤキ並木周辺)
内容:

◎第1ステージ(サッカー場)
12:15〜 オープニングライブ:小室等&こむろゆい with 梅津和時&こまっちゃクレズマ、発言:永六輔、佐高信
12:55〜14:00 開会 司会:神田香織
 発言:鎌田慧、奈良美智、坂本龍一、内橋克人、大江健三郎、落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴、広瀬隆、福井から中嶌哲演、福島から武藤類子
○パレード出発開始:13:30〜(集会中に出発)コースは3コース。
14:05〜15:20 ライブ
 フライングダッチマン
 スイシンジャー

◎第2ステージ(野外小音楽堂)
11:30〜12:20 司会あいさつ:古今亭菊千代
 ライブ:制服向上委員会
 ライブ:伴英幸&スイシンジャー
 SUGIZO
 首都圏反原発連合
14:00〜16:15
 ライブ:寿[KOTOBUKI]
 発言:湯川れい子、雨宮処凛、池田香代子、重茂漁協、香山リカ、脱原発をめざす首長会議(三上元・静岡県湖西市長、保坂展人・世田谷区長、上原公子・元国立市長)、松本哉、吉岡達也(脱原発世界会議)
 ライブ:佐藤タイジ
 ライブ:TEX&SUN FLOWER SEED

◎第3ステージ(4トントラック)
11:00〜13:30 第1部
 司会:松本るきつら(原発巨人軍/アナログFMラジオ素人の乱パーソナリティ)
 ライブ:赤い疑惑
 トークセッション:首都圏反原発連合参加グループ
 ライブ&トーク:Sing J Roy
 トーク:もんじゅくん&津田大介「もんじゅくん、再び〜もんじゅ君がさようなら原発10万人集会にやってくるですだよ」
 トーク:松田美由紀、天木直人、橋本美香(制服向上委員会)
 ライブ:リクルマイ
 ライブ:難波章浩(Hi-STANDARD)
13:30〜16:00 第2部
 司会進行 坂口美日(日音協)
 ライブ:趙博+大熊ワタル&モア、李政美
 トーク:藤波心+かなる、日本被団協など
 現地から:福島、福井、青森、東海村、新潟など
 海外から:韓国エネルギー正義行動

◎第4ステージ(宣伝カー)
11:00〜13:30 企画未定
 オープニング 司会あいさつ:藤川泰志
 トーク:槌田敦、原発訴訟 河合弘之、リニアモーター 懸樋哲夫、反原発全国連絡会 佐伯昌和、横須賀・原子力空母
 原発現地から:泊、女川原発 篠原弘典、福島、浜岡原発、柏崎・刈羽原発 武本和幸、志賀原発 堂下健一、福井大飯・もんじゅなど、島根原発、上関原発 木原省治、伊方原発、玄海原発、川内原発、原子力資料情報室 伴英幸
 海外から:韓国 社会進歩連帯
 朗読:林洋子

◎デモ・パレードコース
1原宿コース→明治公園(四季の庭)3.0km
2渋谷コース→恵比寿東 2.9km
3新宿コース→新宿中央公園 2.7km

主催:さよなら原発1000万人アクション(http://sayonara-nukes.org/)
呼びかけ(http://sayonara-nukes.org/2012/05/0716yobikak/)
お願い(http://sayonara-nukes.org/2012/06/120716a_ohirase/)
チラシ(http://sayonara-nukes.heteml.jp/nn/wp-content/uploads/2012/05/716.pdf)
案内(http://sayonara-nukes.org/2012/06/0716sayonara_nukes/)
当日配布プログラム(http://sayonara-nukes.heteml.jp/nn/wp-content/uploads/2012/07/120716program2.pdf)

 

 

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掲載2012年7月24日
更新2013年4月15日